アーメン 作品35
Amen Op.35

1975年2月作曲
1975年4月5日初演
混声合唱

歌詞が「Amen《の一語のみ。グレツキの、平和と祈りの意味の探求結果ともいえるもの。
偶像崇拝にも通ずる執拗さと、畏怖感をもたらす和音の存在が特徴的。



シカゴ交響合唱団、シカゴ・リリックオペラ合唱団  ジョン・ネルソン指揮
Chicago Symphony Chorus & Chocago Lyric Opera Chorus  John Nelson,Conductor
1994年4月 Elektra Nonesuch
6:24
端正な美しい演奏。この曲の冷たい点が引き立ちます。
おそらく録音で粗が見えにくいせいもありますが、良い演奏です。
特に、声質が良く聴きやすいのが利点ですね。


ポーランド放送合唱団、ポーランド室内合唱団「スコラ・カントルム・ジェダネンシス《  イェジ・マクシミウク指揮
Polish Radio Choir & Polish Chamber Choir"Schola Cantorum Gedanensis"  Jarzy Maksymiuk,Conductor
2003年  BeArTon
7:01
なかなかの演奏。
声ははっきりしていますが、決して鋭くなく、よく響いています。


ポーランド放送合唱団、ポーランド室内合唱団「スコラ・カントルム・ジェダネンシス《  ヤン・ウカシェフスキ指揮
Polish Radio Choir & Polish Chamber Choir"Schola Cantorum Gedanensis"  Jan Łukaszewski,Conductor
2003年  Acte Préalable
7:03
ガウデ・マーテル宗教音楽祭でのライヴ録音。拍手付き。
Maksymiuk盤を少し速くして、ホールの残響が入っている状態といった具合。
ライヴ独特の熱気が伝わってきます。


ポズナン少年合唱団  イェジ・クルシェフスキ指揮
The Poznan Boy's Choir  Jerzy Kurczewski,Conductor
1976年  Olympia
5:58
少年合唱団による演奏。技術レベルは、プロの大人と比べてはいけません。
録音が良いとは言えませんが、独特の響きが特徴的です。やや早め。
当たり前ですが、音が全体的に高いです。


クラクフ・ポーランド放送合唱団  ヴオジミェシュ・シェドリク指揮
Polish Radio Choir Cracow  Włodzimierz Siedlik,Conductor
2003年6月6日  Polskie Radio
6:22
ちょっと下の声部が強いので他と違う印象の響き。
演奏自体はとても良いだけに、逆に気になってしまいました。いや全然素晴らしい、芯のある演奏なんだけれども。


ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団  スティーヴン・クレオベリー指揮
Choir of King's College, Cambridge  Stephen Cleobury,Conductor
1994年7月18,20-22日  EMI
6:13
東欧的な鋭さは無いですが、そのためにこの曲の美しさを改めて知ることが出来る良い演奏。
この曲は畏怖に似た感情を起こさせるものですが、この演奏は賛美的な面が押し出された素直なものです。
残響が強いのが好みの分かれ目かなあ。


イギリス・ナショナル・ユース合唱団  マイク・ブラウワー指揮
National Youth Choir of Great Britain  Mike Brewer,Conductor
2011-12年  Delphian
7:40
込み入った和声を実に見事に綺麗に処理しているので素晴らしい。
残響が強めではありますが、その綺麗な響きは非凡です。




他の合唱曲と比べるととっつきづらい側面も持っていますが、グレツキ自身の宗教性が良く表れた作品だと思います。
ネルソン盤もポーランドの合唱団も畏怖の面が強い分、やわらかに聴けるCleobury盤は貴重かも。





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