古いポーランド音楽 作品24
Old Polish Music Op.24

1967年8月、1969年3-5月作曲
1969年9月24日初演
金管楽器、弦楽器
[0.0.0.0 - 5.4.4.0 - 弦(最小で8.8.8.8.8)]


1969年ワルシャワの秋音楽祭で初演。中世ルネサンス音楽への創造的回帰を示す作品。
直管楽器のファンファーレで始まる冒頭。弦楽器の聖歌を思わせる動機と交互に現われ反響し合い、やがては同一に奏でられる。
直管楽器のメロディーは14世紀初頭の2声オルガヌム"Benedicamus Domino"から(最後のトランペットのメロディーがほぼ原型)。
弦楽器の方は作品62と同じく、16世紀ポーランドの作曲家Wacław z Szamotuł(シャモトゥル)の4声の教会歌による(そのテノールパートから)。



ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団  アンジェイ・マルコフスキ指揮
The National Philharmonic Orchestra in Warsaw  Andrzej Markowski,Conductor
1970年  Olympia
27:25
初演者による録音。ややゆったりしたテンポですが、まったく気になりません。
金管が固めの音で好きです。音をしくじってたりするけど、そんなの気にしない。
曲の流れも単純にまとまっていて気持ち良い。最後の音なんかもうしびれます。
録音がやや古いのでNelson盤に比べると響きは劣りますが、それを超えて素晴らしい演奏。


チェコ・フィルハーモニー管弦楽団  ジョン・ネルソン指揮
Czech Philharmonic Orchestra  John Nelson,Conductor
1992年6月  Argo
23:51
Markowski盤に比べて金管の響きが綺麗です。弦も豊かな響きが良いですね。
あっさりめではあるものの、見通しが良く実に心地よいです。
録音が新しいので金管と弦の対比がとても映えていて、素晴らしいの一言です。




個人的にはグレツキの曲の中で一番好きです。金管のメロディーとかもうたまりません。
録音が少ないのが物凄く残念。もし実演が聴けたならもう死んでもいいです。






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